小学部の指導方針は、以下の通りです。

 

①学習の基本姿勢を確立する。
②考える楽しさと知る喜びを実感させる。
③中学校での学習の基礎を作る。

 

 

 公立中学に進み、高校入試で第一志望校に合格することを目標に、基礎学力の定着と応用力の養成、そして家庭学習の習慣づけを行います。

 中学になると部活動が毎日のように行われ、思うように学習が進められない生徒がたくさん出てきます。また、目先のテストにとらわれるあまり、学習内容が短期的な内容にとどまり、長期的な学習の積み重ねができないという生徒も少なくありません。

 時間に余裕のある小学生のうちに学習習慣をしっかりと身につけることにより、中学に入っても余裕を持って学習に取り組むことができます。

 

 

 

 

◎家庭学習の習慣をつけます

 毎授業で適量の宿題を出します。塾で課題に対する取り組み方のチェックを行うとともに、小テストなどでその成果をはかります。

 

 

◎ノートのとり方を基本から細かく指導します

 ノートのとり方が雑では、それだけでも計算ミスなどで損をしてしまいます。また、汚いノートではあとで復習するのも嫌になってしまいます。「丁寧に書く」「広く使う」などの基本的な書き方から、教科別の使い方まで細かく指導し、「見やすいノート」「あとで活かせるノート」が書けるようにします。

 

 

◎間違い直しを徹底させます

 できた問題より、間違えた問題やできなかった問題の方が、その子にとっては重要です。しかし、目は丸のついた問題の方に向いてしまいがちで、できない問題はそのままになってしまうことがほとんどです。毎回、間違い直しを徹底させ、できなかった問題をできるようにするとともに、できなかった問題に目を向けることの重要性を認識させ、今後の勉強にも活かせるように指導します。

 

 

◎見直しの習慣を定着させます

 多くの子が、ケアレスミスによりかなり得点を無駄にしています。その子にとってできる範囲で完璧な状態の答案が出せるよう、見直しのやり方を指導し習慣づけるとともに、意識を高めていきます。

 

 

◎じっくり考えて取り組む姿勢を作ります

 「あとで考えればできたのに」ということはよくあるはずです。また、ちょっと問題文を読んだだけですぐに諦めてしまう子も少なくありません。授業を通して、考える楽しさと解けたときの喜びを実感させ、じっくり考える姿勢をつくっていきます。