中学3年の指導方針は、以下の通りです。
① 志望校に合格できる実力をつける。 |
② 自分の進路を自分で決定し、 目的達成の強固な意志と行動力を身につける。 |
③ 高校での学習の基礎を作る。 |
◎ 教科指導方針
通常授業では、学校の内容(中3の内容)を先取り学習し、11月中には全範囲を終了します。また、定期テスト前には時間をたっぷりとって、内申対策にも万全を期します。講習会では、豊富な時間を用意し普段できない復習に力を入れ、3年間の総まとめと苦手分野の克服を徹底的に行います。そして、直前の12月からは通常の時間を大幅に延長して、過去の入試問題演習を中心に実践力養成を図り、合格を確実なものにします。
英語…中学1・2年の復習を含めて3年内容を10月までに終わらせます。それ以降は入試問題を解くための実践的な訓練をします。高校入試には必ず長文が出題されますので、長文速読の力が必要になります。短い時間内に大意を把握する力を養い、文法問題に正確に答える訓練をします。また、リスニング対策や都立の自由英作文対策も万全にします。
数学…通常の授業では、学校の授業の完全理解はもちろんのこと、入試を見据え、新指導要領では外されてしまった内容に関しても必要なものは押さえます。夏休みでは、標準的な問題を系列的に選び出して集中講義し、徹底演習によって総合的な理解力と柔軟な思考力の養成を図ります。12月からは入試問題を中心教材とし、都立や主要志望校の問題傾向を踏まえ、題意に沿って基本パターンを的確に選択・構成し、制限時間内に処理をする練習を繰り返します。
国語…難しい文章でもしっかり読めるようにし、古典・文学史・文法などは、夏までにひととおりのまとめを行い、それ以降は徹底的に演習をして実践力を養います。
理社…通常授業では中3内容の先取りを行い、夏休みには1・2年の復習を中心に進めます。これら3年間の総まとめと学校の授業内容の学習を行う中で、基本事項の整理・まとめをして確実に身につけていきます。また、都立の問題傾向に合わせた対策を十分に行って、理科・社会を都立入試の得点源にします。
◎ クラス編成
★通常クラス
都立・私立受験のいずれにも対応できるように指導します。志望校別にクラス編成を行い、志望校合格のための実力を養います。学校の学習内容の完全理解を図るとともに、テスト対策にも力を入れて内申UPを目指します。また、講習では1・2年の復習を徹底して実力をつけます。
★ 個別指導コース
1:1コースもしくは1:2コースが選択できます。目的に合わせ、指導教科・内容・教材・回数を相談の上決定し、その目的達成を目指します。私立中学の内容にも対応します。
★ ハイレベル講座(数学)
私立難関校、上位校、都立自校作成の問題レベルでの得点力を伸ばすことを目的として、単元別に深く掘り下げてゆきます。単に難しい問題を解くというだけでなく、誘導問題などでの問題作成者の意図を汲み取り解きこなす実力を養成します。また、記述式の問題における得点につながる答案の作り方も指導します。